展示室(画廊室)



この場所では、日頃の生活の中で気紛れに撮影した写真を展示して行こう。
現代の主流たるデジタルカメラを用いた写真は勿論だが、どちらかと言えば
組み立て式二眼レフカメラ等でフィルムに焼き付けたアナログな写真の方が大半になる見込みだ。
なお、展示された各写真はクリック・タップすることで拡大表示が行える。

※アナログ写真を注視していると細かな不要物などが付着している事が分かると思うが、
それらはスキャン時に写り込んでしまったモノ。どれ程フィルムやスキャナーを掃除しても
取り除くことが出来なかったので止む無くそのままの状態で展示を行った。





試し撮り:1

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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昨年、二眼レフカメラでのフィルム撮影を試すために映した試作品。ピント調節は良好のようだ。 …それ以外に特筆すべき点が思い付かないが、後々に何か記述したくなったら追記しておくことにしよう。





































木:1

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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普段通りの散歩中に撮影したもの。思えばこの木は幼少の頃からずっとそこに居たな。 こいつがこの地に生まれてから現在に至るまで出会って来た人々や出来事は一体どんなものだろう。ちょっと想像してみよう……。





































木:2

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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…この木がどの辺りに生えているものであったか度忘れしてしまった。 今度の散歩では注意深く周囲を見渡しながら歩くとするか。





































不意の光明

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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あの日の空は朝から厚い雲に覆われていて、終日曇りで終わるかと思いながら過ごしていた。 だが、その思い込みを覆すが如く夕方頃に突如雲が開けて、太陽の光が差し込んできたのを見るや否、透かさず撮影を行った。 昨年はあらゆる物事が起因となり年中ドンヨリとした精神状態であったが、この風景を目の当たりにしたとき ようやく心に光が入り始めた気がした。今振り返るとあの憂鬱な気分に浸りながらジタバタ足掻いていた時期があったからこそ、 こうして今の自分が居るのだろうと実感するな。





































川:1

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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この土地の周辺一帯にも言えることだが、普段は穏やかそうな雰囲気を持っているものの、 いざとなれば人間にはとても抑えられない凄まじい度合いで荒れ狂うかのような恐ろしさを秘めているように感じてしまう。 七年前のあの嵐の様な天気は今でも記憶に強く残っている…強力な雷、風、雨が突如起き上がって外の辺り一面が砂嵐の如く 黄色に染まったと思いきや停電が発生、土砂降りの中で雲から太陽が顔を出し…… ある意味で自然は頼もしい力を持っているとも言えるな。歯向かう者には一切の容赦もしないだろうが。





































紅白鉄塔

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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この訳の分からない建物は「鉄塔」と呼ぶのか?このメモを記述している間に正式名称を 調べていたが、普段何気なく知らないままで放置していた物体を片っ端から調べるというのも面白そうだ。 その過程で関心のある物事と、一見何も関連性が無いように見える物事との意外な関係を見出すことが出来ればきっと快感だろう。 そうしている内に全ての出来事・物事は複雑な「線で繋がっている」のだと実感が沸いてくるかもしれない。 …しかし、何かを詳細に学んでしまうと、それを「知らない内にしか出てこない斬新なアイデア」を知ることが出来なくなるかもしれない。 極端に何かを知ろうとしなくても、本当に必要なモノはその場でその時に巡ってくるのだと考えれば気が楽になるかもしれないな。





































太陽と肋骨雲

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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歩いている途中、ふと空を見上げるとこんな雲が空に流れ込んでいる事が度々ある。 このフィルムの色味を見ていると五年前の正月に撮影した空を思い出すな…。





































畑:1

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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見れば分かると思うが、この場所は普段から何者かが捨て去った不要物が必ず散乱している……。 だからと言ってそれらに手を出すと余計そう言った者共が増加するかもしれないというのが困りものだ。 そんな事はさておき、この場所での思い出は……十六年程前のあの頃、小学校に入る前の幼少時代は姉と幼馴染と私とで 周囲にある畑の中を舞台に無邪気に遊び回ったものだ。雪の日も勿論燥いだが霜焼けが大変だったな。 家に入ると必ず風呂に入っていたがとにかく痒かった覚えがある。壊れた機器類のガラクタを拾ったり、 風雨にさらされた白い音楽テープを家に持ち帰り洗ってからプレーヤーに入れると再生できた事に驚きを感じたこともあった。 遊んでいる間に、ああいった映像ディスクやそういった本が捨てられているのを見つけると三人で無意味に騒いでは 訳の分からない破壊衝動に駆られていた事もあった。私は決して口に出さなかったが実は内容に興味津々だった。 恐らく子供の内は、ああいったもの→見てはならないもの、と親から教わって、見てはならぬもの(恥じるべきもの)→悪、 という考えに陥り易いのかもしれない。 あの畑たち、今ではいつの間にやら様々な草木・植物が自生していて子供が遊ぶには適さない状態までに変容してきている。 もう中に入って遊ぶ事は出来ないだろうがその外観やそこに住んでいる多彩な生物といった側面で今尚私を楽しませてくれるのは当時のままだ。





































ブランコ

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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ブランコについて軽くザっと調べてみたが、かなり歴史ある遊具であるらしい。 こうやって見つめていると、かつての友達と共によく遊んでいた記憶が蘇ってくる…。





































クモとクモ…

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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散歩途中で蜘蛛の巣が張ってあるのを発見、空の雲と蜘蛛とを掛けて撮影を行ったはずなのだが どうもフィルムを送り忘れたのか別の風景が重なっているように見える。思うようには行かない事もあるものだ。





































紅白鉄塔と木

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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この奥を進むと数多の木が立ち並んでいて、まるで小さな森に入り込んだような気分に浸らせてくれる。 夏場での運動時はこの中が涼しくて大変助かるものだが蚊のヤツらが待ち構えているのが難点だ。





































例のひっつきムシ

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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「コセンダングサ」という名を持つらしい。飼い猫が頻繁にこの植物の種子を引っ付けて 帰ってくる事が多々あった。曖昧な記憶に寄れば蜂か何かの虫を撮影しようとしたはずだが…… ピントがボケている被写体がまさしくそれだろうか。





































太陽と紅白鉄塔

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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お気に入りの一枚。特筆すべき点は特に思い当たらない。





































とある神社にて

撮影日時:2024年10月頃
カメラタイプ:アナログ(二眼レフ)
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二つの目と一つの口の逆三角形の中心に位置する鼻の神を祭っている神社。 恐らく私がこの世に生まれ落ちた時から世話になっている場所だろう。鳥居と分けて撮影するはずだったのだが うっかりフィルムの手動コマ送りを忘れて偶々こうなった。